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Channel: 総天然色・魔人スドォの円盤-3D
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(ネタバレ有り)』

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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(ネタバレ有り)』     【ストーリー】 倒した敵の暴露により、世間から悪評を受けるスパイダーマン。 自分の正体が知られていない世界に戻りたいと思うようになった彼は、友人のドクター・ストレンジに助けを求める。 やがて魔法の力で、彼は違う世界線で2つの人生を同時に歩み始める。   この作品は映画館・プロジェクター100インチスクリーン・55インチ有機ELテレビにて視聴致しました。       スパイダーマンの『アベンジャーズ版』とも言われている、この『ノー・ウェイ・ホーム』。 映画史上6番目の興行収入を記録し、メガヒットとなった凄い作品なのです。 どれほど、この『ノー・ウェイ・ホーム』が面白いのかというと?点数付けると、↓こんな感じになります。 200点というのは点数高すぎかい?いやっ、全然そんなことないでしょう~?そう思うのは私だけではあるまい?(^_^;)       前作の『ファー・フロム・ホーム』では、 SNSなどのフェイクニュースによる情報に騙される危険性をうたった社会ネタでありましたが、 今回も、個人情報が暴露されるという、かなり風刺の効かした話になっているのですが、 ←ここの話の展開も面白い♪ もう、「マルチバース」に全てを持っていかれることになるのですよネ~...(^_^;) ■「マルチバース」について... ←クリック!   3人のスパイダーマンが集結する... 元もと、“トビー・マグワイア” と ”アンドリュー・ガーフィールド” が出演するという噂はあったのですが、 私の予想としては、クライマックス戦のでピーター(トム・ホランド)がピンチの時にチョロ~と現れて、スパイディー×3バトル! そして台詞を3つ4つほど話して去って行く...それさえも本当にあるのか?そう思っていたのですが、 ここまで...ここまで、存分にその存在を前面に出してくるとは思いませんでした。 いや~今迄の『スパイダーマン』を見続けた私にとっては圧巻の演出であります...生きてて良かった~(涙) ↑(トビ―のパーカーは中年に...毛量が少ない~(^_^;) アンドリューのパーカーが一番目立ってたのではないんかい~? そういう意味では、『アメイジング』を見ていないと本作品はツライのかも知れない~?)     泣かせる『アメイジング』のエピソード... 私の中では、”アンドリュー・ガーフィールド” の『アメイジング・スパイダーマン2』の “グウェン” のあのシーンが、 まるで、自分の中のトラウマのように思い続けていたので、 アレがああなったのを見て、涙ドパァーッ!状態になってしまいましたネ~...もう何回観ても泣ける! (おそらく、アンドリュー自身がそう思って演じているのでしょう。) とにかく、この3人のピーター・パーカーのやり取りが本当に丁寧につくられており、1つ1つの交わす言葉に過去の思い出と重なり実に感慨深い。 アクションに関しても、それぞれのスパイダーマンの動きの癖とかも違うのです。その細部に至ってまで拘ってくるられているところが凄いと思う。 ↑(実際、『アメイジング2』からの続きが気になり、ず~っと心に靄がかかっていた私にとって、 この「その後」が見れたことは、とても価値があることでありました。)     並列世界の面白さ... 前の【ネタバレなし】の記事でも書きましたが... ■『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(ネタバレなし)』 ←クリック! 見た目は違うピーター・パーカーですが、大まかな流れでは大体3人とも同じような人生を歩んでいる訳で、 根本的にスパイダーマンというヒーローの形成の為には、「大事な人の死」が必須という摂理に並列世界のリアルさを感じさせる。 それを人生の長い先輩スパイダーマン2人が、まだ若い経験不足のスパイダーマンをフォローするという形がとても涙ぐましくて、 その感動要素こそが、私が『ノー・ウェイ・ホーム』に200点を付けたポイントなのですよ~。     今後のトム・ホランド版『スパイダーマン』の扱い... 既に続編の製作が決定されている、トム・ホランド版『スパイダーマン』。 今迄のピーター・パーカーの存在がなかったことになり、当然トニー・スタークスからの最新スーツなどの提供はなくなり、 旧『スパイダーマン』のようなビンボー臭いヒーロー活動になるでありましょう。 MCUでの扱いも、スパイダーマン自体の存在は無くなっておらず、サノスとの戦いもアベンジャーズメンバーには認識があるままなので、 より原作に近いスパイダーマンとして、これからも登場可能となっているんですよネ~。 なので、マーベル側にとっても、ソニピクにとっても、まあ~前よりはやり易い環境が揃ったということではなるのかな~?     もはや、「一見様は楽しめない?」MCU関連の作品... しかしながら... 今迄、旧『スパイダーマン』を見ていない人にとっては、本作品は同人扱い的に映るのかも知れない。 既に、作品数の多いMCU(マーベル作品)に付いて行けない人も現実に居る訳でありまして... だが、全ての作品を長い時間をかけて見続けた人にとって、この作品から作品へ繋がっていく壮大な世界観(ドラマ)は、 今迄の映画では体験したことのない、素晴らしいものになっております。映画は辞められませんなぁ~♪ ↑(この十数年で、ドラマを含めて32本と、まだまだ増え続けるMCUの作品... リアルタイムでつくり出したこの世界観は、やっぱり壮大でありましょう?。)       最近、VFX的には見栄えが地味な作品が多かった気がするので、 映像的にも、派手なVFXで映像マニアな私も存分に楽しめる作品になった『ノー・ウェイ・ホーム』。 (できれば、3D映像も見たかった~(涙)) 「最近の映画は映像が凄いだけ!」などの文句を耳にしますが、でもやっぱり~派手なアクションシーンも大事だと思う今日この頃です。   そして...もう、しつこいぐらい何回も記事で書いているのですが、遂に開かれたマルチバースの扉。 この『ノー・ウェイ・ホーム』では、「魔法で全て解決!ご都合主義で何でもありじゃん?」と文句をいう方も居られますが、 そのしっぺ返しが、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で牙を剝くことになるのです。 フフフ...この5月4日の公開が楽しみですよネ~♪ ↑(ダチに観に行こうと誘ったら、「もうMCUは付いて行けない」と断れました。 実際には、そうなって来るんですよネ~(汗))

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