『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』 3D映像評価
賛否両論の評価で、炎上騒ぎにまでなってしまった今回の 『最後のジェダイ』 。
ジョージ・ルーカスならば、絶対にこのような展開にはならなかったであろう、その意外なストーリー展開に驚かされながら、
私的には大変楽しく視聴することができました。
それはヒョットすると、3Dで視聴したからかも知れない...?
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前作の 『フォースの覚醒』 が割とフツーな3D映像であったので、あまり期待はしていませんでしたが、
その予想とは打って変わって、なかなかクオリティの高い3D映像となっております。
画面の大きさはシネスコサイズ。
フィルム制作なので、デジタル撮影のような透き通るクリアさはないものの、まあ高画質な部類の映像となっております。
一部、島の映像などにフィルムライクなグレインのノイズが見られもしますが、全体を通して 『フォースの覚醒』 よりも画質は格段に上がっており、
多くを占めるVFX(CG)部分は、より高画質で鮮明で美しい。
視差(立体感)は2D変換特有のシーンによってバラつきが見られ、
全体的には標準的な視差の強さなのだが、印象的なシーンは視差が強めに調整されている。
特筆するのはVFX映像のCG部分。
某3D映画ブログでも言われておりますが、CGデーターからつくり込んでいるかのような精密な3D映像。
宇宙でのドッグファイトにて飛び交う戦闘機や大型母艦の造形、その爆発の炎など、CGアニメ3D映像レベルのクオリティの高さを感じさせる。
見せ場となる3D映えする派手な演出も数多く、グリグリ~と三半規管の平衡感覚を狂わす疑似体感も多めの仕様。
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↑ 前作では小規模だった宇宙でのドッグファイトも、今作品ではスケール感もUP!
『ローグワン』 のクライマックスの戦闘が神なのだが、3D映像的には視差の強さを感じられない残念な仕様でありました...ああ~勿体ない。
数多くの戦闘機が飛び交う見難い映像も、3D映像なら1つ1つの戦闘機の距離感までも認識できとても分かりやすい。
これは2Dでは絶対に表現することはできない、3D映像の恩恵でありましょう。
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今回、3D映像視聴環境の違いが大きく出ました。
大画面で観る 『最後のジェダイ』 の3D映像は、まさに圧巻!
3D映像は画面が大きくなるほど視差が強くなるのですが、本作品はそれが躊躇に現れました。
お勧めの視聴スタイルは、プロジェクターによる100インチスクリーン。
大画面でも十分視聴に耐える映像。視差の深さは強くなり、より3D映えする映像に。
PSVRの視聴では、画質の鮮明さがかなり損なわれますが、その没入力は凄まじく、
その色味を犠牲にしてでも負けないほどの、尋常ではない大迫力の臨場感が味わえるのです。
(100インチのスクリーン ≧ PSVR >>> 55インチのモニター)
3D映像の見せ場は本当にたくさんあるのですが、私がお勧めするのは↓この2つ。
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【塩の惑星での攻防戦】
赤い結晶石の岩盤の地表に堆積した塩が、赤と白の色の対比が美しく目を見張る見せ場の1つです。
真っ赤な血の如く飛び散る結晶石の粉片も3D映像だとより際立つ。
視差も強くスピード感ある迫力の疑似体感を味わえるのですよ。
もう1つは、【クライマックスの戦闘】。
本作で最大の見せ場です、もちろん視差は強く奥行き深く表現されている。
バックに映えるオレンジ色の太陽が眩しく、脳内の視覚領域がピリピリと刺激される。
敢えて多くは語らない!
是非、この3D映像の凄さをその目で確かめて堪能して頂きたい。
←2Dのサンプル画像
この 『最後のジェダイ』 をつくり上げた ライアン・ジョンソン監督。
確かにストーリーは賛否両論になるであろう作品をつくり上げてしまいましたが、
映像的に癖のあるザック・スナイダーとまではいきませんが、確かに拘りのある素晴らしい映像ビジョンを持った監督だと思います。
『フォースの覚醒』 と比べれば、コチラの方がインパクトが強い映像つくりではないでしょうかネ~。
こういう映像的 “見せ場” を明確に用意されている作品は、3D映像映えするんですよ~。
実際、3Dで視聴後に2Dでも観てみましたが、あれ?このテンションの下がり具合はどうしたことでありましょう?
1度3Dを観てしまうと、2Dでは地味に感じてしまい満足できません。
この 『最後のジェダイ』 の評価に否定的な人は3D映像で視聴してみては如何でしょうか?
もしかすると評価が変わるかも知れません?... 『最後のジェダイ』 を観るのならば3Dがお勧めだよ~。
賛否両論の評価で、炎上騒ぎにまでなってしまった今回の 『最後のジェダイ』 。
ジョージ・ルーカスならば、絶対にこのような展開にはならなかったであろう、その意外なストーリー展開に驚かされながら、
私的には大変楽しく視聴することができました。
それはヒョットすると、3Dで視聴したからかも知れない...?

前作の 『フォースの覚醒』 が割とフツーな3D映像であったので、あまり期待はしていませんでしたが、
その予想とは打って変わって、なかなかクオリティの高い3D映像となっております。
画面の大きさはシネスコサイズ。
フィルム制作なので、デジタル撮影のような透き通るクリアさはないものの、まあ高画質な部類の映像となっております。
一部、島の映像などにフィルムライクなグレインのノイズが見られもしますが、全体を通して 『フォースの覚醒』 よりも画質は格段に上がっており、
多くを占めるVFX(CG)部分は、より高画質で鮮明で美しい。
視差(立体感)は2D変換特有のシーンによってバラつきが見られ、
全体的には標準的な視差の強さなのだが、印象的なシーンは視差が強めに調整されている。
特筆するのはVFX映像のCG部分。
某3D映画ブログでも言われておりますが、CGデーターからつくり込んでいるかのような精密な3D映像。
宇宙でのドッグファイトにて飛び交う戦闘機や大型母艦の造形、その爆発の炎など、CGアニメ3D映像レベルのクオリティの高さを感じさせる。
見せ場となる3D映えする派手な演出も数多く、グリグリ~と三半規管の平衡感覚を狂わす疑似体感も多めの仕様。

↑ 前作では小規模だった宇宙でのドッグファイトも、今作品ではスケール感もUP!
『ローグワン』 のクライマックスの戦闘が神なのだが、3D映像的には視差の強さを感じられない残念な仕様でありました...ああ~勿体ない。
数多くの戦闘機が飛び交う見難い映像も、3D映像なら1つ1つの戦闘機の距離感までも認識できとても分かりやすい。
これは2Dでは絶対に表現することはできない、3D映像の恩恵でありましょう。

今回、3D映像視聴環境の違いが大きく出ました。
大画面で観る 『最後のジェダイ』 の3D映像は、まさに圧巻!
3D映像は画面が大きくなるほど視差が強くなるのですが、本作品はそれが躊躇に現れました。
お勧めの視聴スタイルは、プロジェクターによる100インチスクリーン。
大画面でも十分視聴に耐える映像。視差の深さは強くなり、より3D映えする映像に。
PSVRの視聴では、画質の鮮明さがかなり損なわれますが、その没入力は凄まじく、
その色味を犠牲にしてでも負けないほどの、尋常ではない大迫力の臨場感が味わえるのです。
(100インチのスクリーン ≧ PSVR >>> 55インチのモニター)
3D映像の見せ場は本当にたくさんあるのですが、私がお勧めするのは↓この2つ。

【塩の惑星での攻防戦】
赤い結晶石の岩盤の地表に堆積した塩が、赤と白の色の対比が美しく目を見張る見せ場の1つです。
真っ赤な血の如く飛び散る結晶石の粉片も3D映像だとより際立つ。
視差も強くスピード感ある迫力の疑似体感を味わえるのですよ。
もう1つは、【クライマックスの戦闘】。
本作で最大の見せ場です、もちろん視差は強く奥行き深く表現されている。
バックに映えるオレンジ色の太陽が眩しく、脳内の視覚領域がピリピリと刺激される。
敢えて多くは語らない!
是非、この3D映像の凄さをその目で確かめて堪能して頂きたい。




この 『最後のジェダイ』 をつくり上げた ライアン・ジョンソン監督。
確かにストーリーは賛否両論になるであろう作品をつくり上げてしまいましたが、
映像的に癖のあるザック・スナイダーとまではいきませんが、確かに拘りのある素晴らしい映像ビジョンを持った監督だと思います。
『フォースの覚醒』 と比べれば、コチラの方がインパクトが強い映像つくりではないでしょうかネ~。
こういう映像的 “見せ場” を明確に用意されている作品は、3D映像映えするんですよ~。
実際、3Dで視聴後に2Dでも観てみましたが、あれ?このテンションの下がり具合はどうしたことでありましょう?
1度3Dを観てしまうと、2Dでは地味に感じてしまい満足できません。
この 『最後のジェダイ』 の評価に否定的な人は3D映像で視聴してみては如何でしょうか?
もしかすると評価が変わるかも知れません?... 『最後のジェダイ』 を観るのならば3Dがお勧めだよ~。